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金子ゼミ遊びの森自然教育キャンプの続き

 お昼ご飯を食べ終わってから自由な時間が取れたので子どもたちはそれぞれの遊びを見つけはじめた。森の坂を下りて沢の方に行くとモンキーブリッジや谷渡りターザンがある。公園のそれとは違うちょっと危険な遊具だ。子どもたちは目を輝かせて遊び始めた。谷渡りターザンは高さ5メートル程度、ちょっと勇気が必要だけど初めて来たU男は何の躊躇もなく他の渡りターザンにぶら下がって滑り降りる。なかなかたくましい。ほかの子も最初は躊躇しながらも遊び始めた。3時になったので全員でドラム缶風呂の用意。新しく購入した300リットルタンクを軽トラで運び、みんなでバケツリレー。これも非日常的。水道の蛇口をひねれば今はお湯が自動的に出てくる世の中。不合理なバケツリレーに子どもたちは大張り切り。二つあるうちの一つは水を入れ始めると、穴が開いていたのか水が漏れ始めた。これはだめだということで一本のドラム缶でお風呂を沸かすことにした。

 4時になると夕食の用意。グループごとに分かれて野菜を切ったり火を燃したり、学生たちと一緒に楽しそうに取り組んでいる。包丁もないので箸を作ったナイフが包丁替わり。冬が近づいている証拠で、あたりはだんだんと暗くなってくる。今日の夕食はすいとんと竹のハンゴウで焚くごはん。竹ご飯はちょっと失敗かな、出来上がりは芯が残って少し硬い。でもそんなことを気にしていたらごはんが食べられない。ちょっと水の分量を間違ったかな?練習の時はとても上手に焚けたのに・・・。さらにすいとんの具が考えていたよりちょっと少なかった。みんながお代わりをするとたちまち具がなくなってしまった。そこでダッチオーブンでご飯を炊いたらそれはとても上手にたけたのでちょっとほっとした。なんとかおなかを満たし片づけを済ますと今度は夜の散歩。風も出てきてちょっと寒いけど。懐中電気を持たないで夜の明るさを体験しようということで森を出発。木々が生い茂る森の中は暗いけど森から一歩外へ出ると満点の星空、子どもたちは思わず「ほんとうだ~あかるい」と驚いていた。舗装道路はほとんど自動車は通らない田舎道。夜景もとってもきれいで思わず「すご~い」。実は東京スカイツリーの明かりもぼんやりと見えた。(これは本当)みんなで道路に寝転がって星を眺める体験も初めての体験。全員で道路にしばらく寝転がっていたけど寒くなってきたのでキャンプ場へ帰ることに。その途中、前から体を布で覆った不審な男が2名やってきた。顔は妖怪のような不気味なお面をつけている。思わず子どもたちは立ち止まってしまい怖がっている。実は群大の男の子2人がキャンプの手伝いをしてくれていて、子どもたちを脅かしに来たのだ。ちょっとショックを受けて泣き出してしまった子もいたので少しやりすぎかな?

 キャンプ場へ戻ると寒さのあまりお風呂に入る子は少なかった。でもドラム缶風呂はとっても体が温まる。みんな入ればいいのにな~と思いながら。

 このころホームシックになってしまい、泣き出す子供も何人か現れる。ゼミの学生たちは保育の勉強をしている学生たち。さすが子どもたちへのかかわり方は上手である。しっかりと子どもたちのさみしい心に寄り添ってくれていた。昼間は元気いっぱいだった女の子も「うちへかえりたい~」としばらく泣いていた。そんな子供たちの心に付き添ってくれた学生に感謝。10時になるとスタッフミーティングの時間。とても寒い外で火を囲みながら子どもたちの一日の様子やホームシックの状態などを報告しあい、明日のスケジュールの確認をして、その後就寝した。ティピーやテントはかなり寒そうだ。寝袋のほかに毛布やキャビンにあった布団をかけたりしていたがなんとなく心配。ついつい大丈夫かな~と気になってしまう。そんな私(園長)は外にお気に入りのハンモックをつって寝ることにした。毛布と寝袋に身を包みハンモックに乗ると目の上の満点の星空と大きな明るい月が見えた。こんな贅沢な夜は最高~と思っていたが、だんだんと体が冷えてくる。一生懸命寝ようと思っても体が震えてしまい眠れなかった。しばらくして「もうだめだ。我慢できない」ということで寝袋と毛布を抱えてキャビンの中へ逃げ込んだ。おそらく12時を過ぎていたのだろう。キャビンへ行ってソファーの布団の中にもぐりこむが体がガタガタしてなかなか眠れない。そのうちに子どものすすり泣く声がするので、キャビンのロフトをのぞいてみると、泣いている子どもをしっかりと学生が抱き上げてかかわっていた。「大丈夫かい?」と聞くとニコッとわらい「大丈夫です。」と一言。学生も頑張っているな~と感心しながら再び布団にもぐりこんだ。ティピーやテントの子たちは大丈夫かなと心配しつつ。

                             続き     by  園長

 

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