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新年度にあたって

昨年の3・11東北地方大震災では多大な犠牲を払い多くの命が奪われました。
今でも住む家がなく困っている人たちが数多くいるなか、今こそ日本が一つにまとまっていかなければならない時期であると考えます。

私たちはそのことを教訓として命の大切さ、人と人との心の絆、生きるために希望と勇気、多くのキーワードが生まれました。
しかし今の社会を見ているとどうでしょうか。政治の世界でははっきりとした政策が行われず政党間の非難合戦。
色々なやり取りが行われているが国民のことが本当に考えられているのでしょうか。疑問に思ってしまう・・・。

福島原発の問題にしてもそうです。さまざまな情報が流れどれを信じていいのかわからなくなってしまうのは、私だけではないと思います。
ですが、私たち、とくに子どもたちの命が脅かされているということだけは、はっきりとわかっています。
しかし、今回の原発事故からではない、事故以前より、たばこの害、工場排水や農薬問題、排気ガス等の多くの問題があるのです。
それだけではありません、メディア等による心の公害も大きな心配であると思います。

子どもの心の発達段階を考えず、商業ペースでコンピューターゲームがどんどん販売されている。
攻撃したり、倒すことによりポイントを重ねていくものが多く子どもたちの脳がどんどん侵される。
教育現場で「思いやりの気持ちを持と!人にやさしく♪」と言ってもただ、むなしく聞こえるだけなのです。

また、便利な社会になったおかげで子どもたちから奪われたものは多くあります。
工夫する力、頑張る力、我慢する力、創造する力、考える力などです。

国の政策でも子ども子育て新システムのようにはっきりとした内容がわからないまま独り歩きし、現場はあたふたしているような状態です。
子育てサービスの名のもとに、働く親の支援が前面に出され、子どもたちの心の問題については検討されていません。
子どもたちの心は置き去りにされ、大人中心の考えで教育がサービスに代わり、家庭の崩壊、教育の崩壊につながっていくような気がしてならないのです。
私たち教育者はもっと子ども達の姿を見つめ、目に見えない心の育ちを大切にしていく必要がある。そう思っています。

もう一度原点に立ち返ってみたい。

 そして、原発事故による放射能汚染についても気にしなければいけなく、木の実幼稚園では自然を大切にした保育に重点を置き、自然の中で思いっきり遊べる環境を整えていますが、かえって森や林が射能を吸収しやすいという報告もあって
、今年は放射線計測機を購入しました。少しでも保護者の方たちの安心材料となればいいと思っています。

1月に入り測定した数値を掲載しましたので、気になる方はご覧いただければと思います。
園庭では地表、地上1メートルと水がたまりやすい場所も含め測定、森は、窪みや、実際に水が溜まっている場所や水が溜まりやすい場所、各遊具周辺を計りましたところ、国の基準値よりもかなり低い値でした。

現在、原発の状態が落ち着いているとのことですので、原発の動向に気を留めながら、今後は1か月に1回のペースで測定していこうと考えています。
あまり神経質になりすぎると心のストレスになってしまう恐れもありますので、ニュースや国の発表、天候などを踏まえつつ、必要に応じて測定日を多くすることを踏まえ、定期的に発表していきます。

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コメント

園長先生の「新年度にあたって」を読ませていただきました。
先生の考え方を知り、この幼稚園にいれたいと強く思いました。
3.11以降住みやすい群馬も放射線に汚染され、遊ばせる場所、食べさせる物に不安を感じながら子育てしています。
汚染問題もメディアではもうあまりとりあげてくれません。
下火になりつつあるのかと安心しても、ネットをみればまだまだ安心できる状態でなく…何を信じていいのか分からず戸惑う日々です。
ただ健康にスクスク育って欲しいだけなのに…。


現状を知りたいです。

今現在の園庭、キャンプ場等の測定値を知りたいお母さんが沢山います!
お忙しい中でのお願い、申し訳なく思っておりますが是非測定結果をお知らせ頂けたらと思います。

こんにちわ。わたくし、卒園生と、来年に入園予定の子供を持つ陸川ともうします。ネットオンチの園長先生のPCミニミニコーチをさせていただいています。

さっそくですが、園長がお返事をすぐに書かせていただいたそうなのですが、反映されないとのことで、お返事ができずにいるとのこと。大変申し訳ありませんが、幼稚園のPC様子がわからないので、取り急ぎ、幼稚園に変わってお返事申し上げます。

さて、放射線量ですが、
10月23日 午後 
5回測定した平均値で単位はマイクロシーベルト=μSvです。

園庭中央 (地表): 0.065μSv (地表1m)0.043μSv
園庭砂場 (地表): 0.076μSv 
園庭しばふ (地表):0.073μSv
門入り口 (地表) :0.071μSv
排水溝 (地表):0.060μSv

あそびの森 中央(地表) :0.061μSv
林の中 (地表) : 0.06μSv
沢沿い (地表) :0.051μSv


ご質問者さまが、どちらにお住まいなのかわからないので、参考になるかわかりませんが、前橋市のモニタリングポスト(県立前橋高校より1キロ北位の県衛生環境研究所に設置されています)の10月23日の地表1mの推測放射線量が0.085μSv~0.098μSvです。
前後の日にちをみましても、モニタリングポストの地表1m推測放射線量は0.07
μSv±0.02gぐらいです。幼稚園の放射線量のご参考になさってください。

色々な情報があり、本当になにを基準に考えたらよいのかわからないお気持ち、同じ世代の子供を持つ親として、共感いたします。
安心できる空気にもどるように願い、でも、これからを生きていく子供たちには、とにかく元気に、そして健全な心は忘れずに育ってほしいと願うばかりです・・・

さて、最後になってしまいましたが、遅れて園長先生よりお返事があるとおもいますので、大変ご迷惑をおかけいたしましたが、しばらくお待ちください。

また、在園生ママ・卒園生ママなどにご質問があれば、どうぞお気軽に幼稚園にお問い合わせいただければとおもいます。ブログの「つくしんぼくらぶ」からもクラブ長がお答えできることもあるとおもいます。もちろん、わたしくにご質問いただいてもかまいません。

では、失礼いたします。                木の実レンジャー 陸川

木の実幼稚園の金子です。返事遅くなってしまい申し訳ありませんでした。卒園生保護者の陸川さんから書き込みがあったようにたいへんネット音痴でなかなかうまく掲示ができませんでした。失礼しました。測定結果は内容の通りです。まあ国が定めた基準から行くと線量は低いのですが完全というわけではありません。心配するお気持ちはとてもよくわかります。しかし、子供たちの心も今育ち続けています。心配のあまり子供たちの行動を規制してしまってもよくないと考えています。子どもたちは自然の中で思いっきり遊ぶことで心も体も大きく成長していきます。そんな環境を与えていきたいですね。

早速のお返事ありがとうございます!
計測値が比較的低めな事への安心、そして、早急に動いて下さった園長先生、お母様方への感謝の気持ち、温かい気持ちでお返事読ませていただきました。
まだまだ不安要素は拭えませんが、木の実幼稚園のみなさんとなら乗り越えていけるかなと思えました…大袈裟ですが(笑)。
親としてできる事を精一杯やっていきたいです。
また悩んだり、迷ったりしたらご相談させてください。
ありがとうございました。

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